2015年11月29日

垣間見えた「信条」@中華そば シンジョー

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神奈川県は川崎市と東京立川市を結ぶ南武線沿線は個人的に今注目のエリアです。
恐らくこの2,3年前まではラーメン不毛の地であったはずなのですが、ここ数年有力ラーメン店の進出が相次いでおり、いつのまに神奈川のラーメンのトレンドを語るには欠かせないエリアになりつつあるように感じます。

そんな中、また1つ新星が現れました。
本来は武蔵新城駅から歩いて5分程度の立地なのですが、定期訪問している「西國や」からさほど距離がないため、極上の尾道ラーメンを食べたのちあるいてこちらに訪問。
昼時ということもあるが、なんと5人ほどの並びがありました。


けっして回転は良くないため、ややあって入店。ノーマルな中華そばを注文します。
待っている間、ふと厨房を見ると「白たまり醤油」なるボトルを発見。調べたところ、たまり醤油は通常原料に大豆ばかりを使い仕上げるものですが、この白たまり醤油は大豆不使用で小麦麹を通常の2倍使って仕上げたもののよう。こいつは食べるものが楽しみです。

ほどなくして待望の一杯が到着。スープには油の膜が浮き上がっており、具材はチャーシュー、ネギ、メンマ、カイワレ。白醤油のボトルがおいてあったことから白っぽいビジュアルを予想したが予想に反して黒みがかった色となっています。醤油をブレンドしているのか、あるいは白醤油は塩ラーメンのほうに主に使われているのでしょうか。では早速スープを一口。


醤油ダレの香ばしさが凄い。。その香ばしさが先に立ち、そこから甘みと酸味をまといながら抜けていく印象で、単なるあっさりの中華そばとは趣きの異なるものであることを如実に示しています。出汁は鶏と魚介とのことですが、動物出汁の下支えも十分で煮干がふんわり香る効き具合も心憎いばかり。


麺はストレートの細麺で風味、咀嚼感に優れたもの。食券器に大盛りの名前が無かったことからヘタレるのが早いタイプの麺なのでしょう。醤油ダレだけでなく麺にもこだわりを感じさせます。具材ではほどよくやわらかく仕上げられたチャーシューが美味しかったですね。


総じてオープンして間もないながら非常に完成度の高い魅力的な一杯でした。あくまで予想ですが店名である「シンジョー」は主に武蔵新城の「新城」を意味する部分が強いのでしょうが、こちらの店のラーメン作りにおける「信条」ともかけているのではないでしょうか。一見シンプルですがとてもこだわりの詰まったラーメンでした。

今年は神奈川のラーメンにおいて淡麗系の当たり年だと思っています。藤沢の「鴇」や茅ヶ崎の「daikuma」、西横浜の「麺s慶」、市ヶ尾の「麺処 秋もと」、南区の「ロ麺ズ」など言わずと知れた話題店が思い浮かびますが、先日食べた「麺屋M」とこちらもそれらの話題店に続きそうな印象を受けました。

南武線沿線、やはり激アツですね。

神奈川県川崎市中原区上新城2-1-27
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posted by anpeppe at 19:55| Comment(0) | 川崎市中原区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月23日

中華屋で食べれる一級品の淡麗塩ラーメン@一品香

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下田市に出張。横浜から特急踊り子に乗れば2時間弱で着くことに少し驚きました。
駅から程近いこちらのラーメンはなかなか評判がよさそうなので思わず来店。

注文してほどなくやってきた塩ラーメンは中華屋さんとは思えないほど本格的な香りが漂う。
チャーシュー、メンマに大量の岩海苔、そこにゴマがまぶされている。ではさっそくスープから。
塩ダレは塩のカドをまったく感じないもので丸みのある味わい。出汁には昆布や鰹節などの和出汁に加え、鶏ガラ、干し貝柱が使われており滋味深いスープに仕上がっています。岩海苔をスープに浸すと磯の香りが広がり、これがまたいい。


中細のストレート麺はのど越しよく相性は悪くないと思うのですが、三河屋製麺のストレート細麺とかも合いそう。チャーシューも肉の旨みがしっかりとある丁寧に調理されたものでした。とりあえずこの一杯においては岩海苔がいい味出してますね。


そして、塩ラーメンのほかに締めのお茶漬けセットも頼んだのですが、これが実に豪華でいい締めです。味噌や梅といった味変アイテムも用意されており、最後の最後まで飽きさせない工夫がしっかりなされています。点数には含まれていませんがサービスで出された杏仁豆腐もなかなか美味しかったですよ!


中華料理の片手間でラーメンを作っているのではなく、ラーメンとしっかり向き合って作っていることがよくわかる一杯でした。仕事関係なしでまた来たいものです。。


静岡県下田市東本郷1-4-8
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posted by anpeppe at 03:20| Comment(0) | 静岡県下田市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月22日

魚100%のじんわりスープ@麺屋M

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関内エリアといえば近年ラーメン激戦区といえる場所の1つです。
そんな中に新店が登場したと聞いて思わず訪問。


注文は玉子ラーメン。
関内という土地柄なのか向かいのサスケがデフォで800円ということからなのか
こちらもノーマルなラーメンで750円ときもち高めの価格設定。席につきほどなくしてラーメンが到着しました。


チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔、味付き玉子といった構成で魚介が香る清湯スープとなっております。では早速スープから。じんわり、しかししっかりと美味しいアゴダシの効いたスープでレンゲが進むみます。油分が少なくとてもすっきりした口あたりが印象的ですね。たまたまご主人が他のお客様に説明していたのが聞こえたのですが魚100%のスープの模様。化調も不使用、あるいは使っていても控えめかと思われます。


そして自家製麺を謳う麺がイイ。かみ締めると甘みが広がる風味豊かな中細縮れ麺ですすり心地、咀嚼感ともに魅力的。具材ではチャーシュー、メンマともにスープの味に合わせて味付けは控えめながら美味しい。あっという間にスープまで飲み干してしまいました。


総じて中毒性にはやや欠けるものの1つ1つ丁寧に作られた淡麗好きにはたまらない一杯でした。
デフォのメニューでアニマルオフなスープは神奈川では港南台の海居人や北茅ヶ崎のDAIKUMAでくらいしか食べたことが無いですが、難易度は高いながら挑戦しがいのあるジャンルかと思います。


関内はどちらかといえばガッツリ系の店が多い印象ですのでどういった反応があるか注目です。
神奈川県横浜市中区曙町4丁目45
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posted by anpeppe at 19:06| Comment(0) | 横浜市中区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする